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通常モードとは異なり、Peer-to-Peer機能を有するモジュールは入力チャネルの状態を特定の出力チャネルに対し能動的に制御します。
1つの入力モジュールと1つの出力モジュールのペアがあるとします。
このモジュールのペアに対してユーザーは入力チャネルと出力チャネル間のマッピングを定義することができます。
これにより入力の値は出力チャネルに能動的に転送されます。 |
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コントローラが不要
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Peer-to-Peer機能のないEthernet I/Oモジュールは、
入力モジュールでデータを読み取って出力モジュールにデータを送るためにコントローラを必要とします。
Peer-to-Peerソリューションがあれば、コントローラは不要となり、データ転送は自動的に行われます。
これは、データ転送プロセスを単純化するだけではなく、システムハードウェアコストの削減にもつながります。
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プログラミング不要
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Peer-to-Peerモジュールの使用にあたって必要なことは、
ADAM.NETユーティリティを使って必要なモジュールの設定を行うことだけです。
追加のプログラミングは一切必要ありませんので、システム開発期間の短縮にもつながります。
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シンプルでフレキシブルなシステム配線
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あるオートメーションアプリケーションにおいてPLCとセンサーが離れた場所に設置される場合、
センサーの近くにリモートI/Oモジュールを設置する必要があり、リモートI/OモジュールとPLCは専用の通信ネットワークで接続される必要があります。
さらにその際の通信はシビアに制限されることになります。
さらに言うならば、PLCメーカーの提供するネットワーク環境は、それほどオープンな環境ではありません。
Peer-to-Peerモジュールは、もっともオープンでフレキシブルなEthernetネットワークを活用することで、
このような制限されてクローズドなネットワークを置き換えることが可能です。
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フレキシブルなチャネルマッピング |
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ADAM-6000Peer-to-Peerモジュールは、BasicとAdvancedという2つのモードを提供します。
Basicモードでは、1つの入力モジュールは別のもう1つの出力モジュールのチャネルに直接マッピングされます。
Advancedモードでは、1つの入力モジュールは異なる複数の出力モジュールのチャネルにマッピングすることが可能です。
(下図参照)
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高速レスポンス・タイム
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入力モジュールと出力モジュール間のデータ転送に要する時間は、わずか1.2msecという快適な環境を提供します。 |
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高度なセキュリティ |
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ADAM-6000 Peer-to-Peerモジュールでは、どのIPまたはMACアドレスが制御の権限を持つかをユーザーが決めて設定することができます。
これにより、特定の出力モジュールは確実にそれとペアとなる入力モジュールによってのみ制御されることを可能にします。
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高度な信頼性 |
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1対のADAM-6000 Peer-to-Peerモジュール間の通信が途絶えた時、
デジタル出力モジュールは、安全性を確実なものにするため、事前に定義された値を発生させることが可能です。
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